【ポイント吸い尽くせ!!】楽天証券の必須設定4点 詳しく解説(投資信託/積立NISA) 証券口座 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2021.12.18 2021.11.06 今回は楽天証券で積立投資をする上で、絶対にやっておくべき4つの設定について解説していきます!! 目次 投資信託を買うなら証券会社は楽天証券の必須設定 その1「マネーブリッジ」楽天証券の必須設定 その2「ハッピープログラム」楽天証券の必須設定 その3「クレジットカード決済」楽天証券の必須設定 その4 「ポイント投資」楽天証券の必須設定4点 まとめ 投資信託を買うなら証券会社は 「投資信託は楽天証券かSBI証券で購入しておけば間違いない!!」。そんな話を聞くことも多いと思います。私も積立投資は楽天証券でやっています。楽天証券を選んだ理由は、何と言ってもポイント還元のサービスが他の証券会社よりも充実しているからです。ですが、始めた当初、私は設定が不完全で、楽天証券のメリットを吸い尽くすことができていませんでした。今考えれば、「勿体ないことをしたな」と思っています。楽天証券の優位性を最大限に引き出すには、4つの設定をしっかり行っておく必要がありますので、順に解説をしていきます。 楽天証券の必須設定 その1「マネーブリッジ」 絶対にやっておくべき設定の一つ目は「マネーブリッジ」といって、楽天銀行と楽天証券を連携させることを言います。マネーブリッジをするには楽天銀行の口座を持っておく必要がありますので、まだの人はまず口座を開設しましょう。マネーブリッジをするメリットは2つあります。一つ目は楽天銀行の普通預金金利が0.1%、税引き後で0.079%になることです。100万円を預金しておくと、年間、税引き後で790円の利息がつきますので、メガバングにおいておくよりはお得です。マネーブリッジをしないと楽天銀行でも金利は0.02%、そしてメガバングに至っては、金利は0.001%ですので、現金を置いておくならマネーブリッジをした上で楽天銀行に預けるのがお得になります。 マネーブリッジをするメリットの2つ目は、楽天証券と楽天銀行の自動入出金サービスです。毎月、積立投資をしようと思ったら、通常であれば投資する度に銀行口座から証券口座に資金を手動で移動させる必要がありますが、自動入出金サービスを活用すれば、楽天証券で投資するのに必要な資金を楽天銀行から自動的に移動してもらえます。逆に、証券口座で現金を持っていても何も生みだしませんので、投資信託を買い付けるタイミングが来るときまでは銀行口座で持っておいて0.1%の利息がつくようにもなります。 自動で入出金してくれると何がいいかと言いますと、積立投資をするにあたっては、とにかく決まったタイミングで決まった金額を購入することが大事です。「ドルコスト平均法」といって、株価が高騰しているタイミングでは少なく買って、株価が下落しているタイミングでは沢山買うことになるので、長期的に見れば取得価格を平準化することができます。なので一定のタイミングで一定の金額を購入することが必要になりますので、購入の手続きはできるだけ自動化することが重要になります。投資初心者の方ですと、価格が暴落しているタイミングで投資することに抵抗を感じて買い控えをしてしまって、せっかく安く買えるチャンスを逃してしまうこともありますので、こういった自動入出金のように投資を自動化できるサービスは貴重だと思います。 以上が、絶対にやっておくべき設定の一つ目「マネーブリッジ」でした。楽天銀行で口座を開設することやマネーブリッジをすることによるデメリットは何もありませんので、必ずやっておきましょう。それに、次の説明するハッピープログラムにエントリーするには、マネーブリッジをしておくことが条件になっています。 楽天証券の必須設定 その2「ハッピープログラム」 ということで、絶対にやっておくべき設定の2つ目は、「ハッピープログラム」へのエントリーです。ハッピープログラムのメリットは、・ATM手数料が無料になる。・他行あての振込手数料が無料になる。・投資信託の保有で貰えるポイントがアップするの3つになります。 一つ目のATM手数料が無料になる回数と、二つ目の他行あての振込手数料が無料になる回数は預金残高によって異なってきますので、こちらの表を参照してください。 ハッピープログラムのメリットの3つめの「投資信託の保有で貯まるポイントがアップする」というのは、楽天証券では投資信託を保有している金額に応じてポイント還元を受けることができまして、ハッピープログラムにエントリーすると、その還元率がアップするというものです。 楽天証券では2021年6月末からポイント還元率が少し下がってしまいましたが、それでもハッピープログラムにエントリーしておけば、一部の投資信託を除いて10万円毎に3ポイント以上の還元を毎月受けることができます。3ポイントといってもピンと来ないかもしれませんが、年率に換算すると0.036%です。投資信託の信託報酬は安いもので0.1%ほどですが、その3分の1をポイントで賄えてしまうと考えると、結構大きいなと思います。 これはあくまで投資信託を「保有」することで貰えるポイントですので、一度投資信託を買ってしまえば、売却しない限りずっとポイントがもらえる仕組みです。10万円分の投資信託を持ち続けていれば、毎月毎月3ポイントが貰えます。なので更に言えば、例えば毎月10万円ずつ積立投資を続けていった場合、1ヶ月目には3ポイント、2ヶ月目には6ポイント、3ヶ月目には9ポイントというように、貰えるポイントも増えていきます。もちろん株価が成長して、基準価格が上がれば保有額も増えますので、還元されるポイントは更に増えていくことになります。投資をする上では、ハッピープログラムへのエントリーはやらないと損ですので、必ずエントリーするようにしましょう。 楽天証券の必須設定 その3「クレジットカード決済」 絶対にやっておくべき設定の3つ目は、楽天カードによるクレジット決済です。楽天証券では投資信託の購入を楽天カードで決済することができまして、購入金額の1%のポイントが貰えるという神のようなサービスがあります。 設定方法自体は簡単で、投資信託の積立注文画面に進んで、引落方法を「証券口座」ではなく、「楽天カードクレジット決済」を選択すればOKです。もし現在の積立設定が楽天カード決済になっていない場合は、一旦、今の積立設定を解除して、新たに「楽天カードクレジット決済」で積立設定をするようにしましょう。 「楽天カードクレジット決済」は月間5万円が上限になっていますので、この設定で貰えるポイントは500ポイントが上限ということになります。 そして、もちろん積立NISAでの積立投資でも「楽天カードクレジット決済」が可能です。ただし積立NISAで投資できるのは年間40万円。つまり月々33,333円が上限となります。 なので、積立NISA口座預かりで33,333円、特定口座預かりで16,667円として、合計を「楽天カードクレジット決済」上限の5万円とするのが、一番メリットを受けられる設定となります。なので、できれば毎月5万円を投資できるように、資金を確保したいところです。 ただし承知しておかなければならない点として、この「楽天カードクレジット決済」を選択すると、積立日が毎月1日となります。通常は毎月何日に積み立てるかを指定できるのですが、残念ながら「楽天カードクレジット決済」では毎月1日の積立に限定されています。 もちろん1日が悪いというわけではありませんし、何日が一番良いということも無ければ、悪いということもありません。長期であれば長期であるほど、どの日に積み立ててもその差は誤差範囲に収束していくことが実証されています。それであれば、少なくとも確実にポイントが貰える「楽天カードクレジット決済」を活用すべきです。 楽天証券以外では、SBI証券で三井住友カードによる決済ができるというサービスが2021年6月末から始まりました。仕組み自体は楽天証券・楽天カードと全く同じで、三井住友カードで投資信託の購入を決済することができて、Vポイントが貰えるというサービスです。SBI証券・三井住友カードの場合、上限は月々50,000円というのは同じなのですが、ポイント還元率が0.5%と、楽天カードの1%には及びませんので、まずは楽天証券・楽天カードでの積立を優先して行うべきだと思います。もし、5万円を超える額を積立投資したいという場合には、SBI証券・三井住友カードも併用するのがいいと思います。 楽天証券の必須設定 その4 「ポイント投資」 絶対にやっておくべき設定の4つ目は、ポイント投資の設定です。楽天証券では、楽天ポイントを使って投資をすることも可能となっておりまして、ポイント投資の設定をしておくと、楽天市場でのお買い物で貰えるポイントが1%アップします。 条件としては、ポイントコースを「楽天証券ポイントコース」ではなく、「楽天ポイントコース」に設定をした上で、毎月500円以上の投資を一部でもポイント使って行うというものです。極論を言うと、毎月現金で499円、ポイントで1円の合計500円を投資すれば、楽天市場でのお買い物で貰えるポイントが1%アップします。 今のポイント利用設定を確認するには、積立設定一覧の画面から確認・変更することができます。もしポイント利用する設定になっていない場合は、変更ボタンをクリック。 まず「現在のコース」が楽天ポイントコースになっているか確認をしましょう。 もし「楽天証券ポイントコース」になっている場合は、コース変更をしましょう。ここで「楽天ポイントコース」に変更をします。 その上で、「投資信託 積立注文」の設定を変更しまして、少なくとも毎月1ポイントは利用する設定としましょう。これで、楽天市場でのお買い物でポイントが1%多く貯まるようになります。 楽天証券の必須設定4点 まとめ ということで今回、楽天証券で積立投資をする上で、絶対にやっておくべき設定4点について解説してきました。この4つの設定をやっておけば、楽天証券を使い倒すことができますので、しっかり設定をして、お得に積立投資をしていきましょう。
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