そもそも米国株式でベンチマークとして使われる株価指数は主に2つありまして、一つは「CRSP US Total Market Index」、そしてもう一つが「S&P500」です。
両者の違いを簡単に解説しますと、CRSP US Total Market Indexの方は、アメリカの大型株から小型株、約3,500銘柄を対象としていまして、これでアメリカの時価総額のほぼ100%をカバーしています。この指数に投資できる投資信託としては、このSBI・VTI以外にも、楽天全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)があります。
それぞれのベンチマークにおけるパフォーマンスはこれまでどうだったのか、米国ETFでもって比べてみたいと思いますが、ここではCRSP US Total Market Indexに連動する「VTI」、S&P500に連動する「VOO」それぞれ10年間のトータルリターン並べてみますと、グラフはほぼ重なっていて、殆ど両者に差はないことが分かります。
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